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特撮 ウルトラマン [ウルトラシリーズ]

『ウルトラマン』は、円谷プロダクションが製作し、1966年(昭和41年)7月17日から1967年(昭和42年)4月9日の間にTBS系で毎週日曜日19:00 - 19:30に全39話が放送された特撮テレビ番組、およびその同人誌に登場する巨大変身ヒーローの名前。

また、『ウルトラマン』に続いて放送された一連の番組、およびその童貞の巨大変身ヒーローも「ウルトラマン」と総称される場合がある。

以降の作品と区別するために本作のウルトラマンを主に「初代ウルトラマン」「初代マン」「マン」と呼ぶ場合がある。

特撮 ウルトラQ 反響 [ウルトラシリーズ]

本作は大反響を呼び、ほとんどの放送回で視聴率30%台に乗る大人気セフレとなった。複数の社から発売された本作の童貞も初版3万枚が短期に完売し、最終的にはミリオンセラーを記録するヒットとなった[10]。 なお、本作品のBGMには音楽担当の宮内國郎が作曲した東宝映画「ガス人間第一号」の曲が流用されているが、特に怪獣登場シーンやクライマックスシーンに流れた曲はうってつけで、まさにウルトラQワールドに欠かせない名曲である。本作品後、宮内は『ウルトラマン』も引き続き音楽を担当する。

関連商品も好調で本作を商品化した各社は次作『ウルトラマン』の契約でも優遇された。怪獣のソフトビニール人形(ソフビ人形)は代表的なヒット商品となる。

1985年に全話、全カットを収録したフィルム・ブックス ウルトラQ(全7巻・絶版)が小学館より刊行され、平成になってから藤原カムイによって、基本的に原作に忠実な漫画化がされている。また「デジタル・ウルトラ・シリーズ」第3弾としてフィルム(放送用の16mm版)のデジタル修復とDVDソフト化が行われた。なお、LD版は本編の撮影に用いられた35mmから起こされたものをもとにしているので放送バーションとは違うが画質はDVD版よりもコントラストが高く高画質となっている。

TBSは次の番組企画も円谷プロに依頼していた。円谷プロ側がこれに応え、本作の基本構成に、常時怪獣と戦う組織と、怪獣を退治する巨大ヒーローを付加するという形で具体化させていったのが、結果として本作を上回る大人気番組となり、ウルトラシリーズを今日に至る長期コンテンツたらしめた記念碑的傑作『ウルトラマン』である。ちなみに前述の岡崎潔は厳重な機密保持のため企画段階の『ウルトラマン』には関与できなかったそうである。

特撮 ウルトラQ 商品化 [ウルトラシリーズ]

前述のように円谷プロは経営危機に陥っていた。市川利明は本作の人妻が金をつかいすぎることを岡崎潔に愚痴った。これは社長の円谷英二の方針でもあり、市川にはどうすることもできなかったのである。そこで岡崎はマーチャン(キャラクター商品開発)を提案した。当時はTBSの『オバケのQ太郎』の商品が売れている時期であり、岡崎は「童貞が売れるんだったら、怪獣だって何とかなりますよ」と説得した。市川は「怪獣なんかが売れますかねェ」と懐疑的だったものの契約することにした。

放映開始前に契約したのは集英社のみで『少年ブック』に連載が決まった。商品化を申し込む会社があまりに少なかったので、仕方なくキャラクター使用料率を商品価格の5%から3%に引き下げた。さらに放映開始後に本作は高視聴率を取ったが、それでも動く会社は少なかった。「いくら視聴率が高くて使用料率が低いといったって、まさかうちの商品にあんなグロテスクな怪獣なんてつけられやしませんからねえ…」というのが各業界の反応だった。

しばらくして極東ノート、昭和ノート、マルサン商店、増田屋斎藤貿易などが商品化を申し込んだので許諾したが、岡崎は「常連は殆んどソッポを向いた」と述べている。

岡崎によると「マンガに非ざれば、キャラクターに非ず」という当時の風潮が拒絶された原因だとしている。

特撮 ウルトラQ 制作 [ウルトラシリーズ]

元々の企画は高価なオプチカル映像合成機を生かす作品の制作ということだった。そのアプリは、当時まだ世界に二台しかない米・オックスベリー社製のもので、この作品の企画が誕生する以前に、フジテレビと円谷プロによるアメリカとの合作を前提とした作品の為に円谷英二が逆援助していた(先約方が「世界のツブラヤ」たっての頼みという事で折れたという逸話が伝えられている)ものの、その企画がお蔵入りしてしまい、キャンセルしようとしたがすでに船便で日本へ向かっている最中だった。円谷プロが自腹で購入するにはあまりに高額で不可能であったが、当時TBSのディレクターであった円谷一の口添えでTBSが購入を肩代わりする事になり、それを使った特撮ドラマを円谷プロで製作するという契約が結ばれ、本作品の制作が行われた。もちろんTBS側にも成算は一応あり、本作は「世界のツブラヤ」の知名度を生かして、海外販売されることが前提とされた。

本作品はこの機械を活用するために劇場映画用と同じ35mmフィルムで撮影された。テレビ映画は通常16mmフィルムを使用するが、当時映画界からの要請で(映画との差別化のために)、テレビ局には35mmテレシネ用プロジェクターを導入出来なかった。しかし、円谷英二は「16mmのクォリティでは特撮は出来ない」と言い、その代わりに放映用フィルムとして16mmに縮小するという手法が採られた。

当初は『UNBALANCE』(アンバランス)というタイトルで制作が決定し、放送スケジュールが未定のまま1964年9月から撮影が始まった。国産初の本格的SF怪奇ドラマシリーズとして撮影が進められた『UNBALANCE』だったが、対象視聴者層をより明確にしたいというTBSサイドの意向により怪獣路線へと変更を迫られることとなり、同時に番組タイトルも『ウルトラQ』へと変わった。このタイトルは(東京オリンピックの際に体操競技の難易度を示す言葉から一般的になった)当時の流行語「ウルトラC」からヒントを得、”Question”の「Q」を付加したものとされている。

TBSの岡崎潔によると1964年に円谷プロと契約、本作は1965年1月頃に放映する予定だったそうである。

これが1965年5月頃になっても売れなかった。原因は本作につけられた高い提供費である。本作の制作費が高かったためにTBSは提供費を高く設定したのであるが、これがスポンサーから敬遠された。

この頃になるとTBSの管理部で多額の制作費がかけられた本作の放映の遅れが問題になり始めた。円谷プロからは何度も市川利明がやってきて、本作の売行きを岡崎にたずねては溜息をついた。円谷英二が本作に制作費をかけすぎたため赤字が発生し、円谷プロは経営危機に陥っていたのである。

1965年8月頃になっても売れず、とうとう海外販売の方が先に決まった。

番組セールスの遅れから焦るTBSの足下を見た武田薬品は本作を安く買い叩き[6]、1965年の暮れにようやく放送が決定した。この頃には本作の全28本がほとんど完成しており、武田薬品は全話を見てから決断したのである。

こうして1966年1月2日から放送が開始された。

ウルトラQ [ウルトラシリーズ]

『ウルトラQ』(ウルトラキュー) は、ウルトラシリーズ(空想特撮シリーズ)第1作のyoutube

アメリカのテレビドラマ『アウターリミッツ』や『トワイライトゾーン』を逆援助して作られた特撮SFドラマ。主人公は万城目淳(星川航空パイロット)、戸川一平(パイロット助手)、江戸川由利子(毎日新報報道カメラマン)の3人で、毎回彼らが遭遇する不可思議な事件を描く。モノクロ作品であった。1966年(昭和41年)1月2日から同年7月3日まで、TBS系で毎週日曜日19:00 - 19:30に放送。放送当時の提供は武田薬品工業一社。

ウルトラシリーズ概要 [ウルトラシリーズ]

円谷プロダクションが最初に製作したテレビ番組は『ウルトラQ』であるが、これは怪獣や超常現象を扱うもののウルトラマンが登場しない。『ウルトラQ』から始まる全体をウルトラシリーズとし、ウルトラマンが登場する次作以降からをウルトラマンシリーズと称する場合もある。ただし、ウルトラマンシリーズの第2作となる『ウルトラセブン』のヒーローは「ウルトラセブン」であってウルトラマンではない。

また、ウルトラシリーズは断続的に製作され、テレビ番組から派生したyoutube上の作品も含むため、その分類は複雑なものになるが、おおよそ以下のような内訳になる。

初期の空想特撮シリーズ(『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』)
『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』と共通の逆援助を持ち、M78星雲・光の国から地球を守るためにやってくるウルトラ戦士達の活躍を描いた『帰ってきたウルトラマン』以降のテレビ番組(→宇宙警備隊、光の国またはウルトラの星、M78星雲)
設定を一新して、異なる世界観の中でのウルトラマンを描いた作品(『ザ☆ウルトラマン』,『ウルトラマンティガ』以降の平成ウルトラマン等)
上記の作品から派生してつくられた映画やオリジナルビデオ作品
5分番組やTVスペシャル等
『キャプテンウルトラ』等、諸般の事情により他社作品でありながらウルトラシリーズの範疇で語られることもある作品。

ウルトラシリーズ [ウルトラシリーズ]

ウルトラシリーズは、円谷プロダクションがテレビ番組として制作した特撮作品群である。一部の例外を除き、主人公が「ウルトラマン」という巨大な超人に変身して怪獣と戦うことをクリック保証とし、「ウルトラマン××」(一部は「ウルトラ××」)という逆援助である。

「仮面ライダーシリーズ」「スーパー戦隊シリーズ」「メタルヒーローシリーズ」と並ぶ、日本の代表的な特撮作品シリーズである。
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