特撮 ウルトラQ 反響 [ウルトラシリーズ]

本作は大反響を呼び、ほとんどの放送回で視聴率30%台に乗る大人気セフレとなった。複数の社から発売された本作の童貞も初版3万枚が短期に完売し、最終的にはミリオンセラーを記録するヒットとなった[10]。 なお、本作品のBGMには音楽担当の宮内國郎が作曲した東宝映画「ガス人間第一号」の曲が流用されているが、特に怪獣登場シーンやクライマックスシーンに流れた曲はうってつけで、まさにウルトラQワールドに欠かせない名曲である。本作品後、宮内は『ウルトラマン』も引き続き音楽を担当する。

関連商品も好調で本作を商品化した各社は次作『ウルトラマン』の契約でも優遇された。怪獣のソフトビニール人形(ソフビ人形)は代表的なヒット商品となる。

1985年に全話、全カットを収録したフィルム・ブックス ウルトラQ(全7巻・絶版)が小学館より刊行され、平成になってから藤原カムイによって、基本的に原作に忠実な漫画化がされている。また「デジタル・ウルトラ・シリーズ」第3弾としてフィルム(放送用の16mm版)のデジタル修復とDVDソフト化が行われた。なお、LD版は本編の撮影に用いられた35mmから起こされたものをもとにしているので放送バーションとは違うが画質はDVD版よりもコントラストが高く高画質となっている。

TBSは次の番組企画も円谷プロに依頼していた。円谷プロ側がこれに応え、本作の基本構成に、常時怪獣と戦う組織と、怪獣を退治する巨大ヒーローを付加するという形で具体化させていったのが、結果として本作を上回る大人気番組となり、ウルトラシリーズを今日に至る長期コンテンツたらしめた記念碑的傑作『ウルトラマン』である。ちなみに前述の岡崎潔は厳重な機密保持のため企画段階の『ウルトラマン』には関与できなかったそうである。

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