特撮ヒーロー~仮面ライダー ストロンガー~ [仮面ライダー]

仮面ライダーストロンガー 主人公・城茂(じょう しげる)

主人公・城茂(じょう しげる)は、悪の組織ブラックサタンに殺された友人・沼田五郎(ぬまた ごろう)の仇討ちの為、自ら進んでブラックサタンの在宅秘密基地に乗り込み、改造手術を受けて電気人間となった。自己催眠装置によって脳改造を免れ、大首領への宣誓の場にて反旗を翻し秘密基地を脱走、その際に救出した電波人間タックルこと岬ユリ子(みさき ゆりこ)と共に、ブラックサタンやデルザー軍団が送り込む奇械人や改造魔人との戦いを繰り広げる。

カブトムシをモチーフとする改造電気人間であり、城南大学の学生だった城 茂がブラックサタンに改造された姿。電気人間の名の通り、体内に強力な発電機を持ち、そこから生み出される電気を用いた技を得意とする。両手がコイル状に形成されており変身に童貞際し右手がプラス電極、左手がマイナス電極に成っておりこれを接触させる事で体内の発電装置を作動させ完了する。その為、素顔時は常時手袋を着用している。ジャンプ力90m。タックルの死後更なる改造を受け、電気人間から超電子人間に「チャージアップ」する力を身につけた。胸の赤色のプロテクターには、ストロンガーの頭文字であるS字のマークが付いている。身体にある赤いラインはアースの役割りを果たしている。変身直後エネルギー量は凄まじく、飽和状態となり火柱が立つ程である。改造直前当時は22歳。 変身後の存在感溢れる決め台詞はあまりにも有名で、ファンの間では語り草となっている。また、その口上の長さから第5話以降では一部のフレーズが省略されるケースもあった。バージョンとしては高所から敵を見降ろして一気に述べる口上と戦闘員相手に殺陣(戦闘)を行いながら述べるバージョンがあり「仮面ライダー(スカイライダー)」で城茂(演:荒木しげる)がゲスト出演した時は後記述のものが再現された。

主人公である城茂の明るい性格も手伝って罪の無い勧善懲悪が作品特有のカラーとなっている。城茂は当初やや斜に構えた性格で設定され、初対面の立花藤兵衛を「オッサン」呼ばわりしてる程であった。しかし演じていた荒木氏の要望もあり、次第に温厚で礼儀正しい性格に変更されていった(荒木氏、本人の談では「やさしさ」を出したかったとの事)。ちなみに城茂が着用している「S字シャツ」はオートバイ協力会社である「スズキ」のレーシングチームのユニフォームである。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。