ウルトラマンの能力 その1

スペシウム光線
ウルトラマンの使用する代表的な必殺技。腕を十字形に左右の手刀を交差させて右手から発射する破壊光線。右腕にマイナス、左腕にプラスのエネルギーが蓄えられ、それをスパークさせて発射すると設定されている。相手を爆破または炎上させる効果がある。決まり手として多用される一方、通用しなかった敵も数体いる。[14]連射も可能。大きな破壊力を持つ一方、これを使用すると大量のエネルギーを消費するという。ただし、前述のように連射している場面もあるため、必ずしもエネルギーを大量消費するわけではない。この光線には火星に存在しバルタン星人が苦手とする架空の物質スペシウムが含まれているとされ、劇中では第2話でフジ隊員が命名した。「スペシウム」の名称は「スペース(宇宙)」+「イウム(「物質」を意味する接尾語)」から成り、命名およびポーズの考案は脚本・監督の飯島敏宏。飯島によれば十字ポーズは忍者が手裏剣を投擲する際の動作が元になっているとのことである。

八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)
スペシウム光線のエネルギーをリング状に丸めたもので、外周にのこぎり状態の突起がある。相手の体を切断するために用いられる。まず両手を胸の前に水平に構えた後、挙げた右手を振り下ろす動作で投げるように発射される。第16話でバルタン星人(2代目)に対して初使用。空中で2つに分離してレッドキング(2代目)を3つに切り裂いたこともある。投げ返されたり、バリアーに防がれるなど在宅しないことも多い。「ウルトラマンメビウス」以降の作品へのゲスト出演時にもたびたび使用され、その際には高速追尾機能を追加したり、左手に発生させて直接斬りつけて頑丈なキングジョーブラックの腕を切断したりと、特殊な使用例を見せている。

ウルトラアタック光線
両腕先に発生させたエネルギーを右腕に誘導してからリング状の光線にして放ち、相手を硬直させたのち粉砕する技。劇中では第31話でケロニアを倒したのが唯一の使用例である。資料によっては火に弱い敵に有効な熱線(最も一般的な説である)、または童貞を麻痺させる光線でとどめの爆発は念力によるなどの説明もあるが、シナリオによればリング状光線から相手の爆発まで一連の技である。

透視光線
両目から放って透明な敵を発見したり、壁の向こう側を見通す光線。バルタン星人(初代)の宇宙船や、透明化したダダを発見するために使った。

ウルトラアイスポット(ウルトラ眼光)
両目から放つ光線。バルタン星人(2代目)の光波バリヤーを無効化した。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。